ネットを見ていたら、一流大卒で、貧困に苦しむ「官僚の元妻」の話が出ていました。

年齢は55歳です。

電気やガスもよく止められているそうで、住んでいるところは、学習塾の屋根裏とのこと。

とにかくお金がなく、来週の生活の目処もたたないらしいです。

まともな職業にはありつけず、スーパーのレジ打ちやコンビニバイトさえも全く採用されないそうです。

元旦那は大学時代の同級生とのことなので、この人もおそらく東大でしょう。

英検1級を持っていて、かつて外資系に勤めていたらしいので、当初、英語を活かせる仕事を探していたらしいですが、そんな仕事はないらしいです。

もうお金がもらえれば何でもいいらしいのですが、不採用ばかり。

採用する側にしてみれば、若い人の方がいいし、誰でも出来る仕事なんだから、ヘタに学歴なんていらないわけです。使いやすい方がいいわけで。

コンビニバイトで55歳にもなった東大卒のオバサンなんて、普通、使いにくいですよ。

この場合、この人は経歴を隠すべきです。

おそらく、面接でも「元官僚の夫と離婚して」とか、余計なことを言っているような気がします。

こんな経歴なのに、どうしてこんな仕事にもつけないのか?という発想なのでしょうが、

相手の立場にたって考えてみれば、もっともで、そのあたりが理解できれば、すんなり突破できるように思います。

以前、東大卒の男性でゴミ収集の仕事をしている男性の記事を読んだことがあるのですが、

その人は、学歴を高卒と偽っているとのことでした。

詐称はよくないですが、”逆詐称” ならば許容されるのではないでしょうか。

この男性は、相手が望んでいることを把握して、それに自分を合わせているのです。

今回の女性の場合も、少し発想を変えてみればいいのになと思いました。

本当に困っているのなら。

そこらへんには頭が回らないのでしょうか。