私は、一番の仕事の効率化は、無駄なことを止めることだと思っています。

すでにダメなものを、なんとか小手先でパッチワーク的にツギハギしてみても、

かえって、ややこしくなるだけです。

もともと筋の悪いものを残しておくと、

その後、かなりの確率で、面倒なことが次から次へと起こってきます。

対処療法には限りがあり、スパッと丸ごと切り捨てないといけません。

どんどんどんどん、積み上げてばかりいて、

「削る」という発想がない人が結構いますよねー。

同様に、複雑そうなものを、ありがたがる人種もいます。

ものごとは、シンプルな方がよいのに、わからない人がいるんですよねー。

その他、「全部やる (やれ)」とか言う人。

呆れて言葉を失います。

“私は無策です” と言ってるようなものじゃないですか。

“選択と集中” という概念が全くないんでしょうねー。

そういう場面に出くわすたびに、

「あー、この人は、学生時代も努力する割に、成績悪かったんだろうなー。」と思ってしまいます。

世の中には、残念な人ってたくさんいますからね。

公立小学校や予備校 (違うクラス) で、残念な人の割合がかなりいることを体感しましたが、

社会人になってから、身近な業務を覚えて、一見、まっとうそうな振りをしていても、

根幹の部分は変わらないですからね。

無駄なことを削って、シンプルにしていくだけで、労働時間なんてすぐに減るのになぁ。と思います。

色んなしがらみがあって、難しい場合も多いですが、発想だけはもってもらいたいです。