今はシンプルな情報はネットで簡単に調べることができます。
単に情報を得るという側面からは、
とても便利なのですが、
思考訓練という側面からはどうでしょうか?
ネットがなくてわからないことがあると、
ちょっとは考えますよね?
こうかな?
とか、推測するわけです。
推測するというのは、
かなり頭を使いますよね?
インターネットネイティブ?
の世代は、
この推測するという貴重な機会が
かなり減っているのではないでしょうか?
一般的な情報は誰でも取得できるようになっているので、
得られた情報を材料に
仮説を立てて推測していく能力が大事になってくると思いますが、
その訓練をする機会が減っているとは、皮肉なことです。
情報をほぼ無制限に取得できる時代、
考える習慣がある人と、
漫然と個々の情報だけ取得している人では、
とてつもないほど差がついてしまう
気がします。
考えるということをバカにしないほうがいいですよ。
すでに、
ゴミ情報を多く収集して満足している人と、
そうではない人と
二極化してきているように感じています。
得られる情報が多い分、
レバレッジ(笑)のかかり方が
拡大してきている
という感じでしょうか。
つまり、
頭のレベルが顕在化しやすいという
ある意味、
恐ろしい時代に突入しているということです。