私は嫁の代わりに代理人として、医者から処方箋をもらってくることがあるのですが、

そのクリニック所定の「委任状」の書式が間違っているのです。

前から気にはなっていたのですが、「まあ、いいか」と放っておきました。

そのクリニックが、それでOKと言っているのですから、こちらに実害はありませんので。

うるさい奴だなーと思われるのも嫌でしたし。

でも、やはり何かモヤモヤと気持ち悪いものがありました。

法律的にはヘンテコなんで。

具体的には、以下の通りなんです。

「私◯◯は、下記委任者を代理人と定め、次の事項を、委任します。」

そして、代理人の欄に、

「委任者  住所        氏名            」

となっているのです。

本来は、

本人=委任者

代理人=受任者

なわけです。

もっと分かりやすく言うと、

委任する人→委任者

委任される人→受任者=代理人

なんですね。

クリニック側が間違ったのは、

「委任される人=委任者」と誤解しているからです。

先日、

つい我慢できなくて指摘してしまったのですが、、

医者はよく理解できなかったようです。

「委任される人=委任者」と信じているようで。

頭は良さそうな医者なんですが、一旦間違って覚えたことを納得して修正するのはなかなか難しいようです。

また、書式はどこからか引っ張ってきたようなので、それが “間違っているはずがない” という先入観もあるようです。

顧問弁護士 (いないのかな?) にリーガルチェックしてもらったら、一発なんですけどね。

まあ、いいや。