社会全体が不寛容になっていると感じませんか?

ツイッターなどのネット上で、個人が自由に発信出来るようになったことが主な原因でしょうか?

いや、そうではないと思います。

ツイッターなどの炎上状況を大げさに取り上げるマスコミの方が問題です。

そもそも、ネット情報にネタを依存しているマスコミなど、存在意義がないでしょう。

ネット上の一般人の発信は、どこの誰なのかもわからないし、注目を集めるために意図的に過激な発言をする人も多いし、発言に何の責任も持っていません。

それに、そもそも、発言に値しない知性レベルの人もかなり多くいます。

もちろん、誰でも発信できることは良いことだし、ネット上の意見が政治や世論形成に好影響を与えることもあります。

しかし、単に話題になっているからといって、内容を問わずにマスコミが取り上げるのはいかがなものでしょうか?

ネット上のごく一部の過激な人達が騒いでいることを、

マスコミや大手ニュースサイトで取り上げることによって、世論全体のような印象を与えてしまいかねません。

世の中には、単に流行っている、話題になっている、ということだけで、盲目的に追随してしまうレベルの人種が少なからずいます。

視聴率のために、そういった層を対象に報道しているのでしょうが、世間の風潮に悪影響を与えている感が否めません。

寛容さは、かつて日本の美徳だったと思いますが、いつの間にこんなに不寛容になったのでしょう。

マスコミは、ネット情報に依存しているという点を別にしても、

ネタ探しのために、とるに足りない下らない揚げ足とりを頻繁に行ってきました。

それがどれだけ世間に悪影響を及ぼしているのか、よく考えてもらいたいです。

報道で取り上げるに値すること、批判しなければならないこと、しっかり見極めて報道すべきです。