テレビのトーク番組を見ていると、イケメン俳優が「家に帰ったら全裸です」と言っていることがあります。

本当かいな?

それも、1人や2人ではないんですよね。

ネタなのか、どうなのか?

ネタだとしたら、何の得があるのか?

カッコよく見えて、家ではヘンなことやっています、

というギャップを見せたいのか、親しみをもってもらいたいのか、単に驚いてもらいたいのか。

たいした得にもならないので、これは本当なんじゃないかと思います。

外ではタレントとして作られたイメージの人物を演じているので、家の中では、素になりたいのではないでしょうか。

一般人でも家に帰ったら、楽でだらしない格好をしたいですから。

カッコいい俳優さんなんて、いつも見られてますから疲れますよね。

常に気を張っていないといけないので、そりゃあ疲れるでしょう。

全裸までなるということで、精神のバランスを保っている気がします。

外でカッコいい役どころであればあるほど、そうではない自分をどこかで出さないとバランスが取れないのかもしれません。

「本当の自分はこうではないんだぁー!」と全てを脱ぎ捨てるという儀式を (無意識的に) 毎日やっているのかもしれません。

たしかに、何かから解放される気はします。

そういえば、一般人でも、そういう人がいました。

私よりちょっと年上の人でしたが、「真っ裸でターザンみたいになりたい。それが理想。」とか言ってました。冗談が面白い人でしたが、普段はまっとうというか、頭はいい人でした。

原始回帰の本能でしょうか?

全てから自由になりたいという願望が誰にでもあるのかもしれません。