いつの間にか呼び方が変化していた言葉シリーズの、第2段です。
全般的に、日本語から英語に変わったというパターンが多いですが、
中には「その必要ある?」というものもあります。
特にコンサル系の影響を受けているものは、かえって意味がよくわからなくなっているものもあります。
純粋に名称が変わったパターンは、仕方ありません。
その他、本場の呼び方にあわせたものなど。
また、赤ちゃん言葉に寛容になったものなど。
色々とありますが、具体的には次のとおりです。
【具体例】
★スチュワーデス
→CA (キャビンアテンダント)
★スポーツクラブ
→ジム
★スパゲッティ
→パスタ
★菓子職人
→パティシエ
★有名人
→セレブ
(セレブ=”金持ち” ではありません)
★スポーツ選手
→アスリート
★不良
→ヤンキー
★歌手など
→アーティスト
★大リーグ
→メジャーリーグ
(NHKでは、「大リーグ」に固執したり、「メジャーリーグ」が解禁されたり、迷走しています)
★マイコン(笑)
→パソコン
★散髪
→カット
★老人
→シニア
★売春
→援助交際
★踊り子
→ダンサー
→パフォーマー(笑)
★運動靴
→スニーカー
★商売
→ビジネス
(かなり汚い商売も、「ビジネス」といった途端に、”浄化”されてしまうという、凄い破壊力をもった言葉です)
★助教授
→准教授
(現在、各大学で移行中)
★看護婦
→看護師
(これにより、男性の職業参入を促すこととなった、恐るべき力を持つ言葉)
★◯◯ハイツ
→◯◯レジデンス
(同じ建物でも、何か立派になった気が…)
★背広
→スーツ
★社長
→CEO
(企業形態の変化によるもので、社長であっても、CEOではない場合あり)
★美容室
→サロン
(一時期、無理して若者が使っていた感あり。現在、定着したのかは不明)
★おじいちゃん
→じいじ
(赤ちゃん言葉を、じーさん側が好んで使うことで定着)
★犬
→ワンワン
(赤ちゃん言葉に対して、ひどく寛容になったパターン)
★課題
→タスク
(置き換える意味ある?)
★要約・概要
→サマリー
(完全に自己満足…)
★議題
→アジェンダ
(全く必要性を感じない言葉)
★ちょっと激しい夫婦喧嘩
→DV
(本来的”DV”から単なる夫婦喧嘩まで、境界線が曖昧すぎる言葉)
★された側が主観的に嫌だと思ったこと
→ハラスメント
(無制限に拡大中…)
以上です。どうでしたか?