以前、あるサラリーマン (超一流企業) の人と飲んでいて、

「俺たちの世代 (団塊ジュニア世代) って、たくさん人数がいるはずなのに、会社にぜんぜんいないよね。いったい、みんな、どこに行ったんだろう?」

という話になりました。

 

思えば、

我々の世代は、

大学に入る頃まではバブル時代で、

受験は超激戦、

大学を卒業する頃には就職氷河期という、

かなりアンラッキーな世代です。

 

これに加えて、

大学卒業の頃には、

派遣社員がメディアによってフューチャーされていたこともあり、

若い頃に非正規社員として働く人も多かったと思います。特に女性はそうじゃないですか?

 

この世代は、

人生の節目の時期に

悪いタイミングが重なっており、

そのまま浮かび上がれずに、

40代になってしまった人が、かなり多くいると思われます。

 

これは、大きな社会的損失ですよね?

 

日本の労働力が足りないことが問題視されていますが、

この潜在的な労働力の活用は、全く無視されているように思います。

 

たしかに、

この年齢層に期待されるのは、

正社員のマネジメント経験なので、

そういった機会がないままに中年になってしまった人には、

現在の労働市場においてはなかなか需要がないでしょう。

 

でも、

正社員のマネジメント層か、

非正規社員か

という二者択一って、

かなり極端すぎますよね?

 

団塊ジュニアでくすぶっている人達をなんとか有効活用できないものでしょうか?

 

これは、本来、国家レベルで考えた方がいい問題です。

これまでの会社文化にハマらないだけで、考え方を少し変えれば、いくらでも活かせると思うのですが。

 

ただ、個人レベルでみた場合、

(会社基準では)やはりどこか問題がある場合がほとんどで、、

自分が採用担当者になったら、はじいてしまうでしょうね。。

 

おいおい、

これでは、世間一般と変わらないですね。

 

やはり、これまでの会社の”常識”には、ハマリにくいです。

自分で会社を立ち上げたなら、

得意な分野があって、それを活かせそうなら採用するのですが。

 

どこかの有名企業が活用成功モデルを作り出して、

それが世間に知れわたったら、一気に情勢が変わるように思います。

潜在的には能力がある人が多く埋もれているはずですから。

 

現時点の会社ということを前提で考えると、

組織のタテのラインにはハマリませんから、

フラットな組織か、

ラインに入らない専門職や、

社会的にも全く新しいことを始める部署やプロジェクトの要員ですかね。