「社畜」。いやな言葉ですよねー。

私も、社畜にならないよう意識して、社外でも通用するように仕事をしてきたつもりです。

しかし、

管理職になってからは、

日々の社内の仕事にどっぷりと浸からなければ、こなせない状況でした。

そこで、

一生懸命やっているうちに、知らないうちに、会社に染まってしまっていましたよ。

それまでは、専門家のように仕事をすることが許されていたのですが、

ライン管理職になると、部署全体を見ないといけません。

部下は、年齢が上の人もいれば、雇用形態も様々。

部下同士の人間関係も複雑で、あっちを立てればこっちが立たず。

調整したり、仲裁に入ったり、何かやらかす人もいたり、全く気が休まりません。

部署間の折衝や調整、上と下の調整。

総務的な仕事も多く、コンプライアンスに内部統制、色々ありすぎてヘトヘトです。

そんなことに日々頭を悩ませていると、知らぬ間に、社内の仕事にどっぷり状態です。

もともと、中間管理職はそんなものでしょうが、昔より確実に仕事が増えていますからね。

今、大変な課長は多いと思いますよ。

そして、

いい感じに部署を築き上げたと思ったら、異動により、また一からやり直し…。

全く楽が出来ません。

こうして、個人的なスキルアップの余裕がない状態が数年続きました。

この状態って、社畜状態じゃないのか?

立ち止まるまで、それにすら気が付かないほど追い込まれていました。

恐ろしいですよ。

やはり、どこか一歩引いて、自分を客観的に見れるようにしておかないと、こういうことに陥ります。

皆さんも気をつけて下さい。

自分だけは、そうはならないと思っていても、知らないうちに社畜になってますからね。