「2ちゃんねる」で有名になった書き込みがもとで、

2008年に書籍化され、2009年に映画化された作品。

有名なタイトルですが、実際に映画を観た方はそう多くはない、のではないでしょうか。

タイトルや、ジャケットは、いかにもB級映画を思わせますが、

予想に反してかなり高いクオリティを誇る映画です。

はじめは、レンタルで観たのですが、夫婦ではまってしまい、DVDまで買ってしまいました。

主演は、小池徹平さんですが、脇を固める俳優陣の名演が光る映画です。

品川祐、池田鉄洋、田辺誠一、田中圭、中村靖日、マイコ、千葉雅子、森本レオ、などが出演。

いずれも、かなり濃いキャラを演じており、配役が絶妙です。

また、構成、脚本も秀逸です。特に脚本が冴えています。

俳優陣の演技はどれも光ってますが、特に品川祐さんの演技が冴え渡っています。

題材は重いですが、絶妙なタッチで面白く描かれています。

現在の職場環境がブラックの人はもちろん、そうでない人も、純粋に笑えます。

また、笑いの中に、考えさせられる部分もあり、さらに、勇気も貰える作りになっています。

作品としてのレベルが非常に高いにもかかわらず、

あまり評価されていないのは、タイトルのせいでしょうか。

しかし、タイトルは、やっぱり、これ以外の選択肢はないでしょう。

品川祐さんが演じる「リーダー」のセリフがいつも面白いのですが、特に印象に残るのは、

〈定時で帰ろうとした主人公に対して〉

「定時なんてのはな!都市伝説だ!バ~カ!」

〈入社初日の主人公が仕事について尋ねると〉

「てめぇ~のことは、てめぇ~でなんとかしてくださいっ」

といったセリフで、これらのセリフが絶妙な言い回しで放たれます。

これらが、妙にツボに入ってしまいました。

今、働き方が色々と問われています。

映画としては、微妙に古いですが、内容的には現在に全く通用するものであり、一度観てみる価値のある映画です。

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