紙の契約書類やネット上の契約でも、やたらと「同意」を取る項目が多すぎると思いませんか?
なぜ、こんなに同意事項が多いかというと、
法令上、同意を取ることが必須となっていることが多いというのもありますが、
法令上、必須でなくても、後にトラブルとなったときに、同意を取っておけば、裁判で業者側が負けることがないからです。
消費者側に、本当に契約していいのか、確認を取ることは重要ですが、
一方的によくわからない内容の同意を迫られ、同意しないと次に進めないのですから、実質的には選択の余地はほぼありませんよね?
しかも、
同意事項を多くすることによって、
わざと内容を読まないようにさせているのではないかと疑いたくなるような契約もよく目にします。
これって、消費者保護になるんですかね?
むしろ、同意事項がない方が、トラブルとなったときに、消費者が争って勝つ余地があったような気がします。
本来、消費者保護を目的に作られた規制が、業者側に有利に利用されているような気がしてなりません。
なんか、最近、こういうことが多いような気がします。
形だけ整えるという風潮が蔓延してませんか?
チェック項目って、形骸化すると本当に意味がありません。
項目が多すぎると形骸化することは避けられないのですから、適切な量におさえるべきと思います。
ただ増やすことって、バカでも出来ます。