昔から違和感があるのですが、「忙しいですね」が褒め言葉なのはおかしくないですか?
これって、日本だけじゃないですか?
百歩譲って、自営業ならば、
ヒマ=仕事ない=儲かってない、という図式があるは程度成り立ちますが、
勤め人が「忙しい」というのは、会社にコキ使われているということですよね?
その忙しさに相応しい報酬を得ているならともかく、そうでなければ、会社からいいように使われているということですよね?
私も、他人から頼られたり、見解を聞かれたり、相談されたり、関係ない会議に呼ばれたりすると、
自分の本来業務以外のことなのに真剣に対応してしまうタチなのですが。
人間、自分が必要とされることは嬉しいことなので、ついつい頑張ってしまうんですよね…。
そういったことは、(自己)満足もあるので、まだマシですが、
会社組織での忙しさは、意味のない業務での忙しさが多いように思います。
とりあえず形だけ作るための業務など、やっていて無駄だと思うから、ストレスが溜まりまくりです。
あまりに忙しくなると、
責任がなさそうでヒマそうな人を見ると、意味もなく怒りすら覚えてしまう状態だったので、これはどう考えても良い状態ではありません。
忙しいって、よくないですよ。
最近は若者を中心として社会の風潮も変わってきたかなと思いますが、
昨日、街中で「◯◯さん、お忙しいですから。」と褒め言葉の意味として使われている会話を耳にしました。
まだ使われているのかー。古いなー。
この認識がなくなるまで、働き方改革なんて意味ないと思います。
本人たちがそれがいいと思っているんだから。
ほんと好きですねー、アクセクすることが。
仕事に限らず、
学生でもスケジュールを無理やり一杯にして満足している人っていますよね?
本人は、充実しているように思っているのでしょうが、どれだけ好きなことをやっているのかしら?
学生時代の貴重な自由時間をざわざ意味のないことで忙しく縛って、バカなんじゃないかと思ってました。
はっきり言って、貧乏性ですよ。
何もしないよりはマシなのかもしれませんが、それがその後どれだけ役に立ったのかしら?
忙し好きの人は絶滅しないでしょうから、振り回されない方がいいですよ。