社会人にとって電話の応対は仕事の基本です。

しかし、最近、電話で問い合わせをすると、問い合わせ先の対応スキルの低さに驚くことが多いです。

ネットでのやり取りが増えてきて、電話でのやり取りが減っているということもありますが、

問い合わせ先は、毎日電話の応対をしているはずの人なんですけどね。

コールセンター系は、どんどん外部の業者に委託され、本体企業の社員は皆無でしょうね。

経費節減と業務の効率化の観点からは、外部委託がよいのでしょうが、

外部委託先で窓口となっている人のレベルが低すぎることが多いです。もちろん、まともな人もいますが。

こういった業務委託を受けるコールセンターなどで働く人は、時間給などで働く非正規の人が多いと思われます。

非正規社員について偏見はないのですが、実際にその基本スキルの低さを目の当たりにすると、「あー、だからこんな仕事してるのかー。」と思ってしまいます。

対応マニュアルはバリバリにあるはずですが、基本的な日本語の操作能力とコミュニケーション能力の低さを感じるんですよね。

こんな機械的な事務対応も満足に出来ないようでは、複雑な仕事なんて出来ないだろうなと思ってしまいます。

今後、ますますこの傾向は強くなるでしょうね。

業務の分業、外部委託が増えすぎて、それぞれが自分の狭い範囲の業務しかわかっていなく、昔の役所みたいな状況にもなっています。

役所のサービスはかなり改善されてきているように感じますが、民間のサービス業が役所みたいになってきています。

ちょっとよくない傾向と思います。