本日、9月29日をもって、菊川怜さんが『とくダネ!』を「卒業」しました。
小倉智昭さん曰く、
「自分から辞める人は珍しい。」そうです。
そりゃそうですね。
自分からレギュラー番組を降りる人はそういません。
菊川さんは「自主降板」ですが、
他の多くの人の場合は「強制降板」なわけです。
自主降板については、
「卒業」という表現もそれなりにフィットしますが、
「強制降板」のことを「卒業」というのは、どうなんですかね?
予定の過程を終了していないのですから、「卒業」じゃないですよね。
学校にあてはめると、実態としては「強制退学」ですからね。
当たり障りのない言葉で誤魔化すというのは、
よくない風潮だと思いますよ。
根本的に健全じゃないですよ。
ギャグとして使うなら別ですけどね。
「卒業」という表現自体は、別に何の害ももららしませんが、
この精神性が社会全体に蔓延するならば、
社会の活力が削がれる気がするのです。
なんて言うんですかね、
潔さがないので、見ている方も、本人も、スッキリしないと思うのです。
しっかり認めて、
次をがんばればいいじゃないですか。
なんか、社会全体から潔さが失われている気がします。
国会議員の不祥事を見ても、潔さがない人が多いですよね?
「認めたら負け」とでも思っているんですかね?
見苦しいったら、ありゃしない。
恥を知れと言いたいですよ。
話が脱線しましたが、
「強制降板」を「卒業」というのは、気持ちが悪いのでやめてもらいたいです。