古くからの友人と会ったときに、わりとよく交わされる言葉に
「変わらないね。」というのがあります。
この「変わらないね。」は、なかなか意味深い言葉と思いませんか?
40代以降の人に対して言う場合は、
完全に褒め言葉でしょう。
言われた方は「ぜんぜんダメよー。」などどと言いながら、
とても嬉しそうにするでしょう。
40代以降では、
「変わらない」=「劣化してない」
という意味ですからね。
一方、
10代の場合はどうでしょうか?
「変わらないね。」と言われた人は、面白くないことが多いでしょう。
10代では、
「変わらない」=「進歩してない」「子供っぽい」
という意味を含むからです。
このように、
マイナスだった言葉が、
いつの間にかプラスの言葉に変わるのですが、
その境目はどこなんでしょうか??
これは、
つまり・・・
進化と劣化の境目の年齢は何歳なのか?!
言い換えると、
何歳がピークなのか?!
を意味することにもなります。
よくよく考えると、恐ろしいことです。
あまりに恐ろしいので、
おそらく無意識的に、
詰めて考える人はあまりいないと思います。
というか、
そもそも、考えても意味がないからですね・・・。
ですが、
ここでは、あえて、その分岐点を探ってみようと思います。
ただし、
断わっておきますが、
多くの場合は、
外見について(外見のみについて)言われることなので、
「内面の成熟」「人間としての成長」などは、
ここでは度外視しておきます。
収拾がつかなくなりますので・・。
男性の場合は、、
・・・
30歳が大きな分岐点でしょうか。
30~33歳くらいですかね。
女性だと、
もう少し早くなって、
25~28歳くらいでしょうか・・?
個人の生活スタイル、周りの環境、価値観によって異なりますので、
もっと早い段階で感じる人もいれば、
そうでない人もいるでしょう。
あなたはどう思いますか?
漠然としていると思いますので、
目安としては、
自分が「変わらないね。」と言われて、
「はっきりと」嬉しくなる年齢を考えてみます。
その年齢の手前の数年間が分岐点ということです。
「変わらないね。」は、かなりデリケートな言葉です。
私は、明らかに褒め言葉になる場合を除いて
怖くて使えませんよ。
無神経に使う人もいますが、
取り扱い注意フレーズなので、気を付けましょう。
使い方を間違うと、それだけで人間関係がアウトにくらい
破壊力がありますので。