何年か前から「陽キャ」「陰キャ」という言葉を目にします。

これって、学生言葉ですよね。主に中高生が使用しているのだと思うのですが、レベルの高い人は使わないでしょうね。

こんな大雑把なカテゴリー分けとレッテル貼りをするのは、思考が単純過ぎます。

大学生にもなって使用しているのは、相当にレベルの低い層でしょう。

多少のニュアンスは変われど、昔から似たような言葉はありますね。

同義語としては、

陽キャ≒明るい≒イケてる≒リア充

陰キャ≒暗い≒イケてない≒非リア充

というところでしょうか。

ただ、「陽キャ」「陰キャ」の方が、もう少し間接的な表現というか、意味が広い使われ方をしているように思われます。

特に「陰キャ」については、これまでの同義語に比べると、自称として使う人が圧倒的に多い気がします。

それは、「陰キャ」の意味には、積極的に暗いという意味の他、”目立つ方ではない” とか、”おとなしい” という範囲も含むからだと思われます。

なかなかに便利な言葉ではありますが、どうしてもアホっぽく聞こえてしまいます。

時代が変わっても、こういった言葉を使用する階層の精神構造はそれほど変わらないんだなあと思ってしまいます。