5月26日から『美しい星』という映画が公開されます。リリー・フランキーと亀梨和也さんが出演している映画です。

原作は三島由紀夫ですが、こんなSFを書いていたなんて知りませんでした。

正直、この作品の内容はよく知らないのですが…、吉田大八監督には興味があります。

『桐島、部活やめるってよ』の監督なんですね。評価が高かった作品ですが、見てないので、そのうち見ないと。

他に『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』。これも見ていません。。

昔、予告編を見て結構気になっていたのですが。独特の世界観があります。

見たことあるのは、『クヒオ大佐』という作品です。2009年の作品です。

堺雅人さんが主演の作品で、現実にあった話がベースになっています。

外人のふりをして結婚詐欺をしていた男の話です。

なぜバレなかったのか、普通は考えられないのですが、、

「ショーンK」のケースを考えると、ありえるなーと、ちょっと納得がいきます。

もしかすると、ショーンKは、クヒオ大佐を参考にしていたのかもしれませんよ。

『クヒオ大佐』は、世間の評価はあまり高くはなかったのですが、結構笑える作品です。

騙される女性役に松雪泰子さん、松雪さんの弟役として新井浩文さんが出ています。

基本的に、堺さんの演技が笑えるのですが、ちょっとしか出ていない新井さんが、かなりの存在感を出しています。演技が冴えていて面白いです。

クヒオ大佐は、

「ワタシハ、イマ、イスラエールノ、上空カラ、デンワ、シテイマース」とか、

たどたどしい日本語で、ホラばかり吹いています。

地味に面白くて、ちょっと考えさせられるところもあり、なかなかのセンスの映画です。

この監督の映画なら、今回の『美しい星』も、なかなかの出来ではないかと、ちょっと期待しています。