北野武監督の『アウトレイジ 最終章』に、参加する俳優が発表されました。

大森南朋、ピエール瀧、大杉漣、原田泰造、池内博之、岸部一徳、の面々です。

この中で、私が注目するのは、ピエール瀧ですよ。

ヤクザ役にぴったりです。

映画『凶悪』を観ましたか?

恐ろしい役について、恐ろしく完成度の高い演技をしており、物凄く不気味でした。

この映画、ピエール瀧の他に、リリーフランキーが出ていますが、

同じく、こちらも恐ろしい役について、恐ろしいレベルの演技をしています。

狂気を見事に演じており、本当に役に成りきっています。

役のリアリティーが凄すぎて、また、映画の内容自体がかなりグロいので、

少し気持ち悪くなるかもしれません。

特に女性の場合は注意です。

『冷たい熱帯魚』を観れた方には、大丈夫でしょう。

あの手の映画に興味がある方は、似たジャンルとして『凶悪』もオススメです。

ところで、

ピエール瀧は、もともとは、音楽ユニットの「電気グルーヴ」の一員で、役者ではありません。

しかし、

並みの役者をはるかに凌ぐ演技をします。

いつの間に?なんで?

どこで身につけたのでしょうか?

初めから才能があったのでしょうか?

もしかして、天才ですか?

今回の『アウトレイジ 最終章』の写真を見ても、ほんと迫力があって怖いです。

うわべだけじゃない狂気が伝わってくるんですよね。

何か、重量を感じるのです。

映画の中で、ピエール瀧の演技がうまく活かされることを期待します。