1973年の作品であり、かなり古いですが、

これから法学部に入る方、法学部生、法科大学院生向けの映画を紹介します。

タイトルは、「ペーパー・チェイス」です。

舞台は、ハーバード・ロースクール。

前提知識として、

アメリカの大学には法学部がなく、法律は、大学院 (ロースクール) で学びます。

日本の大学には、学部に法学部があり、21世紀になってから、アメリカの真似をしてロースクールができました。

よって、現在、日本では、法学部とロースクールという二段構えの構造になっています。

この映画は、一般的にも青春映画として楽しめますが、

法学部生やロースクール生には、特にオススメの映画です。

私が初めてこの映画を観たのは、たぶん、大学1年生頃と思います。

当時、私は法学部生でしたが、全く法律に興味がなく、勉強も全くしていませんでした。

夜中に、たまたまテレビで放映していたので観てみたのです。

はじめは、「なんか、古くて暗い映画だな~。」と思っていました。

しかし、次第に惹き付けられて、結局、最後まで観てしまいました。

当時の感想としては、

「スゲー勉強してんなー。レベル高けー。」という感じでした。

何年か前に、

ふとこの映画が気になって、DVDを買ってみました。

すると、

「あれ?なんか、ずいぶん初歩的なこと勉強してんな。こんなレベル低かったっけ?」と、

初めて観た当時とは、かなり印象が変化していました。

それはそうと、、

アメリカの場合、司法試験が簡単なので、

ロースクールのレベルと、そこでの成績が、その後の進路に大きく影響するようです。

そのため、この映画に登場する学生達は、ロースクールで良い成績をとるために必死に勉強するのです。

その勉学の奮闘ぶりと、恋愛や、ライバルでもある仲間との友情などを描いた映画です。

40年以上も前の映画なので、色々と古くさい部分はあります。

しかし、時代を問わず普遍的な部分はあるわけで、

また、時代背景が異なるからこそ、かえって、そういった部分が浮き彫りになるというところもあります。

学生生活の刺激になる映画です。

若いうちに一度観てみることをオススメします。

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