一頃の韓流ブームとは何だったんでしょう?

ネタと予算に困ったテレビ局が、目新しさと低額さに目をつけて、大量に流したところ、

中年以降の主婦に受けてしまったということでしょうか?

よく見たことがないのですが、テーマ的には、20~30年前の日本のドラマみたいな印象を受けました。

内容としては大映ドラマと大差ないですよね。

そういった懐かしさ、安心感みたいなものが受けたのでしょうか?

主題歌も、日本の昔の歌謡曲をパクったような曲がチラホラありましたし。

予想を裏切らない展開というのは、ある年齢層以降には受ける要素なんですね。

それにしても、主人公が決まって大金持ちとか、設定パターンが限られ過ぎです。

ヘタに現実感があるよりは、逆に入り込みやすいのかもしれません。

現在も韓国であの手のドラマばかりだとしたら、文化レベルとしては、やはり遅れていますよ。

リアリティーが無さすぎです。

現実逃避したい場合には好都合なんでしょうね。

そういえば、だいぶ前になりますが、

韓流ドラマの魅力について力説している定年再雇用のオジサンがいたのですが、

「かんりゅう」「かんりゅう」と熱心に言っていたことが懐かしく思い出されます。

流行ったのも急速でしたが、下火になるのも早かったですね。

作られたブームとは、そんなものですね。