ちょっと前までは、「負の連鎖」といった場合、「ヤンキーモデル」しか思い当たりませんでした。

つまり、

ヤンキー同士が、若くして結婚して子供を産む

ヤンキーDNAを持った子供が、ロクに教育を受けず、立派なヤンキーに育つ

ヤンキーと若くして結婚して、次世代ヤンキーを生産し、そのヤンキーがまた…

という、「ヤンキー再生産モデル」です。

また、これとは真逆ですが、

エリートの生産モデルも、同じような構造でしょう。

この様に、連鎖していく傾向がありますが、

最近、注目を浴びているのが、貧困連鎖やシングルマザー連鎖です。

シングルマザー連鎖の多くは、貧困連鎖の中に含まれる場合が多いですね。

かつて、日本経済が良かった頃には、貧困連鎖は顕在化しにくかったと思いますが、

最近では、経済格差が顕著になり、一度貧困に陥ると、脱出が困難な状況になっているようです。

よくわからないのは、シングルマザー連鎖です。

ですが、かなりの割合で多いようです。

私の嫁が、あるSNSで知り合う女性は、なぜか離婚歴のあるシングルマザーが多くいそうです。

そして、彼女達のほとんどが、親も離婚していたり、なにかしら家庭に問題があるケースがほとんどのようです。

自分が育った家庭に問題がある人は、自分が家庭を持ったときも、同じように問題を抱えてしまうようです。

バツ1は当たり前、バツ2も珍しくないようです。

彼女達の多くは、若くして結婚し、子供をもうけて離婚しています。

ヤンキー連鎖も兼ねている場合も多いようです。

そうすると、

ヤンキー連鎖、貧困連鎖、シングルマザー連鎖のトリプル連鎖です。

そして、たまたまなのか、沖縄県に多いそうです。

これは何故なのか、解明出来ていません。

どうやら、沖縄の男性は、本土の男性に比べると、あまり一生懸命に働かない人が多いらしいのですが…。

彼女達の多くは、まともに教育も受けておらず、現状からどのように脱却してよいのか、考えることが出来ないようです。

そして、また、どうしょうもない男と生産性のない恋愛にはまり、今後どうしたらよいか悩むという…。

子供もそれなりに大きくなっていますが、そんな親に育てられたので、また、似たような道をたどりそうです。

家庭愛に恵まれずに育ったので、若く早い段階で、安易に愛情を求めるのでしょうか?

判断能力がないまま結婚して、よく考えずに子供も産んで、うまくいかなくて離婚する。

そして、よく考えずに、また似たような男と付き合って悩む。

話を聞いていると、うんざりしてくるのですが、こういったパターンを繰り返しています。

純粋に、「遺伝」と「資質」の問題の割合が高い気がしますが、

「家庭環境」と「教育」の重要性も見過ごせません。

どこかで、絶ち切っていかないと、永遠に続きますよ。

嫁からアドバイスを求められ、「こうした方がいいんじゃない?」と回答することもあるのですが、

なかなか良い方向には向かってくれません。

どうも、「弱さ」ばかりが目についてしまうのですが、底辺で生きる「したたかさ」はあったりするんですよね。。