会社にいる人間を、「能力」と「やる気」の観点から、大雑把に4タイプに分けてみました。
(※「能力」とは何か?という話は置いておきます。)
①賢くて、やる気もある
②賢いが、やる気はない
③賢くないが、やる気はある
④賢くないし、やる気もない
一番望ましいのは、もちろん①です。
では、一番迷惑なのは?
④のように思えますが、組織で仕事をする場合で、当人がそれなりのポジションにいる場合、
一番迷惑なのは③です。
自分の会社に当てはめてみた場合、これ、納得しませんか?
④は、やる気もないので、
言われたことしかしません。(出来ません)
積極的な利益はありませんが、害もないのです。
一方、③はやる気はあるので、余計なことや、的外れなことを始めたがるのです。
積極的に害を撒き散らすのです。
こんな上司に当たったら、大変です。
でも、実際には結構多いのではないでしょうか?
誰でも、1人位は顔を思い浮かべることが出来るのではないでしょうか?
余計なことをやりだすくらいなら、寝ててくれた方がマシなんですけどね。
仕事の成果がはっきりと出ない性質の会社や部署の場合、
③の人種が発生しやすい環境となります。
とにかく、「○○やってます!」「○○やりました!」と言いたいがために、
バカなアタマで考えるものだから、意味のない仕事が増えてしまい、
困るったら、ありゃしない。
当人の上の人が、賢ければ、
「コイツ、何を無駄なことやってんだ。ダメだな。」となりますが、
上の人もバカな場合、
「おおー、よくやってるな!」となるので、まったく救いようがありません。
採用と昇進、人事評価が適正になされないと、
③の人種が大量に発生することになります。
人事部の仕事って、本当に大事ですね。