ホリエモンこと堀江貴史さんが、「大学は無駄だった」とよく言っていますが、、

真に受けてないでしょうね?

そもそも、いくら東大といえど、文学部では、卒業後に “役に立つ” わけがありません。

大昔ならば、「文学部に入るなら、学費は出さん!」というオヤジもいたくらいです。

文学部(文Ⅲ)を選択した時点で、はじめから役に立たせるつもりがないわけで、

入ってみて、はじめてわかることではないでしょう。

特に東大に入るくらいの人ならば。

自分が役に立たなかったからといって、それが、さも一般的であるかのように発言するのは、どうなんでしょうかね?

私の場合、東大には遠く及ばない私大出身ですが、いまだに大学での勉強が役に立っていますよ。

正確に言うと、

大学の授業ではなく(ほとんど出席していない)、大学時代に通った専門学校(法律の資格試験予備校)での勉強ですが。

それにしたって、 大学に入らなかったら、行くきっかけがなかったわけです。

まあ、私の場合は、卒業後も勉強したし、環境にも恵まれているということもあります。

そりゃ、現場過ぎる仕事や、営業系などでは、大学の勉強なんて、全く役に立たないでしょう。

マクロ経済の理論が、目の前の潜在顧客の獲得に直接役立つことは、ほとんどないでしょう。

でも、理系だったら、大学に行かないと話にならないのではないですか?(高専は別として)

文系の場合、

入社当初は仕事に役に立たないことが多いですが、

役職が上がっていったり、高度な仕事をするようになると、俄然、活きてくるようになります。

専門分野の知識というだけでなく、専門分野で培われた思考方法が役に立つことが多いです。

ある年齢までは、学生時代に勉強せずに、アルバイトなどをたくさんしていた人の方が、むしろ仕事が出来たりします。

ですが、現場マネージャークラスまでのような気がします。

任せられる仕事のレベルが上がってきたら逆転します。

ですから、

安易に、大学は役に立たないとアナウンスするべきではないと思います。

そもそも、堀江さんだって、東大(中退)という経歴については、完全に役に立っているでしょう。

仮に高卒だとしたら、今ほど影響力があるとは到底思えません。

会社の立ち上げや拡大の際も、東大という信用が大きく影響したはずです。

高卒でも今の状態であったと言うならば、逆に過大な自己評価です。

また、

仮に、堀江さんが大学時代に、社会科学系の学部で、社会のルールについてもっと勉強していたら、ライブドア事件で失脚することも避けられたのではないかと思います。

あの事件が起こったとき、人文系学部の弱さが出たなと思ったものです。

また、折角、東大に行ったのですから、法学部や経済学部の学生とも、広く交流していれば、色々と助けてもらえたんじゃないでしょうか?

たしかに、大学は役に立たないことも多いですが、

世間で言われるほど役に立たないものでもないと思います。

それは、個人によって異なり、キャリア選択によってもかなり違うと思います。

だいたい、大学は役に立たないと言っている人に限って、大学時代に勉強してない人がほとんどです。受験勉強で終わっている人。

それで、社会に出てから必要を感じて勉強するわけですが、

体系的に学問をやる時間も、深掘りした経験もないから、どうしても表面的なレベルになってしまい、応用が効かないのです。

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