あなたはサンタクロースをいつまで信じていましたか?
統計的には、小学校低学年くらいまで信じている子供が多いらしいです。
今の子供は違うような気がしますが。
ちなみに、私は1度も信じたことがありません。
プレゼントをもらえなかったということではありませんよ。
うちの親はサンタの演出など一切しない親でした。
12月に欲しい物を買ってもらうのは慣例だったのですが、
それはサンタがプレゼントしてくれるのではなく、
“父親のボーナスが出た後に勝手もらう”
という制度でした。
一緒にデパートなどに行って、子供が商品を自分で選んで、親に買ってもらってました。
私としては、極めて合理的なシステムだったと思っています。
子供の時から、子供向けの演出とか、ファンタジーなど大嫌いだったので、私にはピッタリの制度でした。
夢がないといえば、そのとおりですが、子供向けのファンタジーなど私には不要でしたので、全く問題ありません。
そもそも、思考の基本的な部分は、幼児期と現在であまり変わっていません。
子供向けの対応やウソは、イライラしてしょうがありませんでした。
大人が期待している子供らしい反応をしなければなりませんが、
こっぱずかしくてできないので、曖昧なリアクションをせざるを得ないという苦しみがありました。
幸い、うちの親は子供向けの対応をしなかったので、本当に助かりました。
もしそうではなかったら、気が狂っていたかもしれません。
私の子供時代と同じようなタイプの子供には、大人と同じように接してあげないと、ストレスがかかるので気をつけて下さい。
ファンタジーとか不要ですから。
親のエゴでファンタジーを押し付けてはいけません。
夢がない子供に育つのでは?という心配も無用です。
むしろ、ファンタジー好きの子供の方が、現実社会で「夢も希望もない」状態に陥りやすいです。
現実社会でリアルな夢を叶えるプロセス自体が、まず現実を直視して、冷静に対応していくことが求められるわけですから。