「ちょんまげ」ってヘンな髪型ですよね?
いったい、何のためにあんな変な髪型が定番だったのか?
まったくもって理解不能だったのですが、
それが、だんだんとわかるようになってきました。
あれは、ズバリ、ハ〇かくしですよ。
もともとは、武士が兜を被るときに頭が蒸れるのを防止するために開発されたというのが
定説のようですが、そんなのはきっかけにすぎません。
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上のちょんまげカツラを見てもらえばわかるように、
ちょうど髪が薄くなるエリアをあらかじめ剃ってしまうことによって
薄毛を目立たなくするという、画期的な髪型なんですよ。
これは発明といっていいレベルです。
こんな奇妙な髪型が、長く定着していた理由は、
間違いなくハ〇隠しのためです。
江戸時代でも、ちょんまげに疑問を持つ人は多かったと思います。
しかし、そんな人も年をとって髪が薄くなってくると、
ちょんまげの合理性に気が付くわけです。
「なるほど、これは都合がいい。」
今よりも、年寄に威厳が求められた社会ですから、
「なんだ、ハ〇のくせに偉そうに。」というのは避けたかったのでしょう。
こう考えると、
ちょんまげは、社会安定のためにかなり寄与したと思われます。
ちょんまげがなかったら、江戸時代が260年も続かなかったかもしれません。
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かなりレビュー評価が高い本です。↓
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