1985年4月1日から1987年8月31日まで、平日17時からフジテレビで放送していた伝説の番組、『夕やけニャンニャン』。
もっと長い期間やっていた印象なのですが、2年半くらいしかやっていなかったとはちょっと驚きです。
若い人は知らないでしょうが、物凄く勢いのある番組でした。
私はちょうど中学生の頃だったので、部活が休みの時や、夏休みや冬休みの時に見ていました。
とんねるずの勢いが凄く、なんでもありで、まさにバブルへ向かう時代を象徴していた番組でした。
特に好きだったのは、木梨憲武が「ロッキー」と言うのを合図に、スタジオの観客が入り乱れて暴れだすという場面です。
もともとは、腕相撲コーナーの判定をめぐって暴れだすというシチュエーションだったようですが、
途中からはそれとは関係なく、「ロッキー」と言っただけで、暴れだすという決まりになってました。
タレント、観客入り乱れての大暴れなので、貴明がケリを入れたり、メチャクチャでした。
ひとしきり暴れたら、皆一斉にまた席に戻るという、よくわからない状況です。
これを生番組でやっていたのですから、今では考えられません。
規制もなにも、あったものではありません。毎回大笑いしてました。
あの時代のテレビには、そういった勢いがありました。
なんでも規制すればいいってものではないと思います。