2020年に向けた国の教育改革が進んでいます。
150年に一度の改革だとか。
時代が大きく変化しているので、教育も変えていく必要があるのは、そのとおりですね。
文部科学省が打ち出している理念みたいのを読んでみました。
フムフム、そのとおりだな。
う~ん、国も考えているなぁー。
しかし、、、
ちょっと待てよ。
これ、現場で出来るのか?
今の教師が?
それも数年後に?
相当お金かかるけど予算は?
無理じゃないスかー?
評価基準の設定が難しいけど、誰が作るの?
評価者の側に高い資質がないと機能しないけど大丈夫?
これ、メチャクチャになるかも…。
なんか、
構想だけ立派にバーンと打ち出して、
「あとは現場でなんとかしろ!」
という、中小企業のしゃちょーさんみたいでないかい?
こんな手間のかかる入試からして、各大学の予算が全然足りないでしょ。
このやり方、
優秀な層を伸ばすのには良さそうだけど、
多くのアホな層は、結局、な~んも身に付かない可能性がありますよ。
だいたい、
文部科学省は、
その時その時で、
恥ずかしげもなく、コロコロと教育方針を変えるからなー。
詰め込み→ゆとり→詰め込み→?
みたいな。
それと、
現場の負担増加は、ITでカバー?
連絡帳をIT化するとか、そんな程度の軽減でこなせるものじゃないですよー。
そもそも、
今回の構想は、
マニュアル化された作業=ロボット
考えること=人間さま
という図式を前提にしていますが、
そこまで、きれいに区分けされますかね?
ロボットをマニュアルに沿って直す人も必要では?
ロボットを直すのもロボット?
じゃあ、ロボットを直すロボットが壊れたら?
不毛なので、このくらいにしておきましょう。
近い将来、
「そんな仕事はロボットにやらせて下さい!」
という新入社員が出て来ますよ。確実に。
もし、この教育改革が失敗したら、日本は本当にヤバいことになりそうで怖いです。