私はスケートに詳しいです
私は北国出身です。
毎年、冬の小学校のグラウンドには、スケートリンクが作られます。
冬の体育の授業は、ほとんどスケートでした。
それに加え、
私は、”スケート少年団” と称する部活に、わざわざ入っていました。
毎日放課後、市営のリンク(1週400メートル)まで通って練習をしていました。
実際、私の小学校からオリンピック選手が何人も出ており、
小学生といえども、練習はかなりスパルタ的なものでした。
また、小学生のくせに10万円もするスケート靴を履いていました。
市のスケート大会(試合)がよく開催されるのですが、
そのときは、”ワンピー” と称する、ピタピタのレーシングスーツを来ていました。
(モジモジ君みたいな感じです)
以上のとおり、大真面目にスケートに取り組んでいたのです。
そんなわけで、
スケートについては、一応の見解をもっています。
スケートが滑る原理を知っておこう
正しいイメージや原理を知っていると上達の速度が全然違いますので、
そのあたりのお話をします。
まず、スケートが滑る原理について、簡単に説明します。
なぜスケートが滑るのかというと、
氷の上に、スケートの刃を通じて体重の圧力がかかり、
それによって、瞬間的に氷が解けることによって滑るのです。
スケートは体重のかけ方が大事!!
したがって、
スケートにおいては、
体重のかけ方が、非常に重要です (スポーツ全般的にそうですが) 。
この原理の他、
物体 (←ここでは体のこと) は、
ある一定の方向に重さをかけると、その方向に動こうとしますが、
その原理を利用して、進んでいくのです。
このことを頭に入れておいて下さい。
スケートは蹴って進むのではない!
スケートについて、よく間違いやすいのは、
”蹴って進む” というイメージです。
このイメージは払拭して下さい。
ためしに、両足に均等に体重がかかっている状態で氷を蹴ってみて下さい。
少ししか進みません。
そうではなくて、
少しひざを曲げた姿勢で、 意識的に左右の足 (ひざ) に
交互に体重をかけてみて下さい。
あらあら不思議。
グングンと進みます。
バックスケーティングのコツは?
ちなみに、
バックで滑るときは、
ほとんど蹴らないで、体重移動だけで進みます。
バックスケーティングの基本は、
腰を落として、お尻を左右に振る感じです。
お尻を右に振れば斜め右に進むし、
お尻を左に振れば斜め左に進みます。
スケートは一直線に進むのではなく、
斜め右 → 斜め左 → 斜め右 → 斜め左 を繰り返して進みます。
体重の移動で進むイメージをつかむこと
ぜひ、「体重移動」で進むイメージをつかんで下さい。
陸上での摩擦から自由になった感覚を楽しめると思います。
ぐっと楽しくなりますし、飛躍的に上達しますよ。