初めて車を売却した時のお話です。
よくネットにある、「一括査定」のサイトから、必要データを入力して申し込みをクリック。
てっきり、ネット上で査定してくれると思っていたのですが、
そうではありませんでした。
申し込んだ瞬間から、各業者からバンバンと電話が入ってきます。
時間は、たしか、夜の9時を過ぎていましたが、容赦ありません。
電話に出ないと、メールがバンバン入ってきます。
電話に出ると、
「すぐに現物を見たい。明日の都合はどうだ?他社の査定は入れたか?」
といったことを聞いてきます。
とにかく、他社が来る前に査定をしたいようです。
電話でアポをとって、まず、一社目の査定です。
やって来たのは、一見して、態度のよくない若者です。
“パチンコ屋のやる気のない店員” といった印象です。
現物もろくに見ない前から、
「売ると決めてくれないと、査定金額は出せない。」
と、訳のわからないことを言い出します。
「値段も決めずに、売ると決めれるわけないでしょ。」と言うと、
ごちゃごちゃと訳のわからない言い訳をします。
「せめて、およその金額がわからないと、話の進めようがないでしょ。」
「だいたい、アンタ、さっきから、全く現物を見てないよね。査定に来たんじゃないの?見なくていいの?」
「これじゃあ、電話でもよかったんじゃないの?何しに来たの?」
「現物を見て、およその金額出してよ。」
「こっちだって、時間の都合つけて対応してるんだから。」
と、言うと (※実際の言葉遣いはもっとやわらかいです)、
面倒くさそうに、パパッと見て、
「30万位ですかね。」
と言うので、断りました。
その後も、2~3社査定を入れましたが、およそ、30万位でした。
会社とかけあって、40万いくかどうか、というのが最高レベル。
一応、新車で買った外車でしたし、走行距離もかなり少なかったにもかわらずです。
なかば諦めかけていたところ、もう一社やって来ました。
ちゃんとした営業マンふうで、感じもよい人です。
しっかり、チェック項目を目視点検し、ヒアリングもします。
査定額は、60万位で、最終的に会社と掛け合ってもらい、何万か上乗せしてもらいました。
他社とは、2倍の違いです。
また、営業マンの方が礼儀正しく、気持ちよく売ることが出来ました。
各社によって、対応が異なりますので、諦めないで、何社か当たってみることをオススメします。