仕事で異動になった時や、何か新しい分野について短期間でマスターしなければならないことってありますよね?

そんなとき、あなたはどうしていますか?

良い指導者に教わるのが一番良い方法と思いますが、身近に良い指導者がいるとは限りません。

しかし、よほどラッキーでない限り、近くに良い指導者がいないことの方が多いでしょう。

そんな時、役に立つのが本です。

な~んだ、本かよ~。

心の中でそうつぶやいた、あなた。

でも、早く成果が上がる方法で本を読んでいる人は、案外、少ないように思います。

これから私が実際にやっていて効果がある方法をお教えします。

それも、ひとりよがりなやり方ではないですよ。

私は方法論を研究するのがわりと好きで、そういった書籍をこれまでたくさん読んできてますが、

そういった書籍の中で、実際に役に立ったと思うもので、かなりの高確率で共通に触れられていることです。

もったいぶってないで、さっさと言いましょうか。

まず、

比較的、その分野に関する、「薄い本」を高速で読むことです。

「薄い本」というところと、「高速で」というところがポイントです。

覚えなくても結構です。

また、本のセレクトにはそれほど神経質になる必要はありません。

ここでは、全体のイメージを掴むことが目的なので。

次に重要なことを言います。

薄い本は一冊ではなく、

3冊くらい読むことです。

面倒だな~。

いやいや、

一冊目より二冊目、二冊目より三冊目と、読むスピードは速くなります。

なぜって、初めより、その分野に馴染んできますからね。

そして、もう1つ、重要なことを言います。

それぞれの本から独自の知識を入れようとするのではなく、共通点を探すのです。

な~んだ、前の本にも書いてあったぞー。

無駄だったー。

ではなく、

どの本にも書いてあるということは?

つまり、

それがポイントだということです。

未知の分野について、

初めはなかなかポイントがわかりません。

それに、選んだ本のアタリハズレもあります。

しかし、

このように、複数の本を比較して読めば、自ずとポイントがわかるわけです。

こうして、頭の中に大まかな地図とポイントが入れるのです。

何事も基本が大事ですが、こうして基本となる部分を頭に入れるのです。

基本がわかれば、

あとは、どんどん深掘りしていくことができます。

これと並行して、

実務や実践をしていけば、

短期間でその分野をマスターすることができます。

ためしてみて下さい。

効果ありますよ。