SMAP解散後パッとしない木村拓哉さん。
20代の頃の爆発的なキムタクブームは別として、私にとっては、ここ10年位、木村さんが人気を維持していたことのほうが不思議でした。
世間に浸透したキムタクというブランドで商売していたわけですが、
このブランドの維持することに最も貢献したのは何でしょうか?
私が考えるに、他のメンバーです。
“メンバーの友情や支え”などという情緒的なことを言いたいのではありません。
木村拓哉さんを商品として見た場合に、一番の宣伝媒体が他のメンバーだったということです。
5人でテレビに出演した時に、他のメンバーがやたらと木村さんを立てていたじゃないですか。
木村拓哉は凄いんだという扱いをしてましたよね?
そこそこ人気のあるSMAPメンバーが木村拓哉を褒める→木村拓哉は凄い、という印象操作です。
正直、私は気持ち悪くて仕方なかったのですが、あれがキムタクブランドを維持するのに一番効果のある宣伝だったわけですよ。
ジャニーズのグループ商法です。
今、木村さんがパッとしないのは、
解散のゴタゴタによるイメージダウンなどは決定的なものではなく、グループ商法による宣伝要員がいなくなったからです。
虚像維持装置がなくなったということです。
もともと、実力的には今くらいの状態が適正なんじゃないでしょうか。