11月12日に『シン・ゴジラ』が初めて地上波テレビで放送されました。
放送されることを知らなかったので、はじめの方は見逃してしまいました。
嫁に散々文句を言われながら、なんとか最後まで見ました。
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2016年に映画が公開された当時、やたらと評判が良かったので、
今回初めて見る私は、かなり期待していました。
期待値が高すぎたのか、
あれ?こんな程度?というのが正直な感想です。
何の予備知識もなく、まっさらな気持ちで見たとしたら、
違った感想だったかもしれません。
なんか、全体的にマンガっぽいなーと思いました。
監督が庵野秀明さんですからね。
これまでのゴジラと全く違う描き方をしている、
という切り口の独自性については、評価できると思います。
ですが、そんなに高く評価する作品ですかね?
ゴジラの題材なのに、政治家や官僚の対応をメインにするという
ギャップが受けただけじゃないですか?
日本の官僚をあんな風に描くのって、今さら新しくもなんともないですし。
官僚達の話し方が、やたらと早口だし、マンガっぽい口調で、
全くリアリティがないなと思いました。
ゴジラに関しては、高機能すぎませんか?
背中からビームみたいのが出て、飛行機を全て撃ち落とすって、
自然生物じゃ無理ですよ。
あれは、最新の「メカゴジラ」の技ですよ。
このあたりは、わざと突っ込みを入れやすいように作っている気がします。
全体的に、突っ込みどころを散りばめて、
見た人が勝手に盛り上がってくれるようにしてますね。
それが、この映画について語りたがる人が多い原因でしょうね。
もし、本気で素晴らしい作品だと思っている人がいたら、
映画やドラマ(アニメ含む)などを見ている本数が少ない人だと思います。