戦国武将や戦国時代を扱ったドラマや映画は昔から大人気ですよね。

なぜ、これほどまで人気があるのでしょうか?

いろいろと要因があると思いますが、私なりに何点か挙げてみたいと思います。

  1. 歴史の転換点という時代的背景
  2. 平時とは異なり戦略の巧拙が結果にダイレクトに出るという爽快感と分かりやすさがある
  3. 戦国武将に魅力やカリスマ性がある
  4. 戦国武将はリスクをとった行動をとる
  5. 政治上のかけひきが面白い
  6. 単純に合戦シーンに興奮する

 

ところで、私は以前から小池百合子氏が戦国武将に見えて仕方ないのですが、

希望の政治 – 都民ファーストの会講義録 (中公新書ラクレ)

上述した項目を見ると、納得することができます。

なんとなく、共通しているところが多くないですか?

小池百合子氏が武田信玄に似ているとは思わないのですが、
小池さんの行動を見ていると、「風林火山」を思わせるものがあります。

「風林火山」は、もともと「孫氏の兵法」に書かれたもので、
そこから武田信玄が短く引用したものですからね。
(※「孫氏の兵法」に詳しいわけではありません)

小池さんの行動が「風林火山」を連想させるということは、
「孫氏の兵法」にそった行動をしているということでしょうか。

このあたり、意識的なのか無意識的なのかは大いに興味があります。

 

さて、

小池さんの魅力といえば、

なんといっても、

機をとらえると、

「素早く」「大胆に」「リスクをとって」「したたかに」「リーダーシップを発揮する」ところです。

こんな政治家は今の日本には他にいないですよね?

小池百合子50の謎

ドラマを見ているように痛快なわけですよ。

 

時代の方向性や潜在的な世論を巧みにくみ取って、

誰にも止められない大きな流れを味方にするあたり、

まるで、諸葛孔明が自然の力を最大限に利用するのと同じようにも思えます。
(※「三国志」に詳しいわけではありません。)

時代感覚の捉え方は抜群だと思います。

 

小池さんは、とにかく「いくさ」が上手ですね。

ただし、

「いくさ」が上手いからといって、

天下をとった後に上手く治められるかどうかは、

また別の問題ですが。