私は、太宰治に共感するのって、10代で卒業するものだと思っています。

20歳越えてもまだ “はまって” いたとしたらヤバく、30歳を越えてもまだ続いていたとしたら、かなり精神年齢が低いと思います。

又吉直樹さんは、36歳になってもまだ「太宰は~」とか言ってますが、どうなのかなーと思ってしまいます。

芥川賞をとった『火花』は読んでいませし、2作目の『劇場』も読んでいませんので、詳しいことは言えませんが、

たまたま、『劇場』の冒頭部分がネットに掲載されていたので読んでみたのですが、かなりがっかりでした。

これって、文学に憧れてる素人レベルでは? と思ってしまいました。

冒頭だけなので、なんとも言えないのですが、主人公の心情内容が中高生レベルなんですよ。

主人公はかなり若いのかな?

ベテランアーティストが若者向けの歌を作るような感覚なんでしょうか?

そうだとしたらよいのですが。

正直、文学かぶれの自己陶酔的な感じが、気持ち悪くなったんです。

全体を読めば良さがわかるかもしれませんが、冒頭部分を読んだ限りでは、何の才能も感じなかったんですよね。。

1作目は違うのかな?

いずれにしても、読んでみないと批評できませんが、今のところ読む気がしないので困ったものです。