若者を中心に人気があるホリエモンこと堀江貴文さんですが、
ホリエモンにハマる人には、ある傾向があると思います。
それは、良くも悪くも「主流」ではないということです。
ホリエモンの発信内容の多くは、既存の企業、考え方、風習などを否定・批判するものです。
自分の考えを主張すると、結果として、既存の考え方を否定することになってしまうのでしょうが。
これに共感するということは、少なくとも現時点では主流におらず、不満があるということでしょう。
仮にホリエモンがよしとする社会が到来したならば、
少なくとも、発信者としてのホリエモンの存在意義は低くなってしまうんですよね。
ホリエモンの発言に価値があるのは、古い体制が残っていていることが前提という皮肉な構造です。
私もいい年をして、ホリエモンの本を買ったりして彼の収入に貢献しているので、人のことは言えませんが、
心酔している人は、少し冷静になった方がよいかと思います。
ホリエモンの安定収入の柱は、有料メルマガとか、サロンですよね?
言ってみれば、信者ビジネスです。
ネットを使ったり、手法は変化していますが、基本的には昔からよくある商法です。
好きでお金を払っているのですから、他人がとやかくいうことではありませんが、
有り難がってお金を払い、群がっている人の何人くらいが”モノ”になっているのか。
ホリエモンは内心バカにしている気がしてなりません。
群がって献金しているようでは、間違ってもホリエモンみたいにはなれないと思うのですが。