梅沢富美男さん(66才) が、バラエティー番組に引っ張りだこです。
本人は、意図していなかったように思いますが、「毒舌のご意見番」としての地位を築き上げました。
本人としては、単に言いたいことを遠慮せずに言っているだけでしょう。
これができるのは、本業が他にあるから、とのことです。
梅沢さんの本業は「大衆演劇」。
う~ん。「大衆演劇」とは、いまひとつ明確にイメージしにくいですが、舞台ということでしょう。
ちなみに、「梅沢劇団」という劇団をもっているそうです。座長さんなわけです。
有名な「夢芝居」のように、「女形」をやっているわけですね。
「ざわちん」の化粧による変貌も凄いですが、梅沢さんの化粧による変貌も、かなり凄いですよね。
初めて見た時はビビりますよね。
あんなオッサンが、完全に女の人に見えますからねー。
そういえば、
最近、タレント業界で、
毒舌タレントの需要がかなり高いですよね。
有吉弘行、坂上忍、マツコ・デラックスなど。
視聴者が、テレビ番組に対して、「本当らしさ」を求めているからでしょうね。
作られたものは、もうたくさんという。
その「本当らしさ」も、多くの場合、作られているわけですが…。
今売れている毒舌タレントの年齢層が、30代後半~40代後半なので、
66才の梅沢さんは、”かぶりにくい”というのも、需要がある要素の1つですね。
ところで、
梅沢さんの仕事スタイルは、一般人にも、ひとつのモデルになると思いません?
「本業があるから、テレビの仕事はいつ切られてもよい」と思っているため、
“兼業” であるテレビでは思いきったことをやり、
結果として、それが評価されるという好循環なわけです。
選択肢を持っている者は強い、ということですね。
1つの選択肢しかないと、どうしても強気に出られませんからね。
「梅沢モデル」。
生きた成功事例として、参考になります。