9月19日のNHKのテレビ番組『おはよう日本』で、

「フラリーマン」なる言葉&現象が取り上げられたようです。

厳密な定義はわかりませんが、

“仕事帰りにまっすぐ家に帰らない夫” のことらしいです。

正直、まったく、何が問題なのかわかりません。

主婦の側からすると、

「仕事が終わったなら、フラフラしてないでさっさと帰ってきなさい。」

ということみたいです。

そういえば、うちの嫁もよく言いますね。

家で「待っている」方からすれば、そうなりますかね。

しかし、

ちょっと視点を変えてみてください。

フラフラしないで帰ってくるということは、

家 ⇒ 会社 ⇒ 家

という生活ですよね?

これって、冷静に考えて「つまらない人間」じゃないですか?

そんな、つまらない人間に対して、奥さんは魅力を感じるのでしょうか?

また、仕事への影響も侮れません。

旧来型の “仕事上の付き合い” うんぬん、という話ではありませんよ。

直行・直帰型生活では、発想が貧困になるということです。

「仕事」=「作業」というレベルの仕事ならば、

発想など関係ありません。

(おそらく、直帰を強く要求する奥さんは、
作業レベルの仕事しか、したことがないのではないかと思います。)

しかし、

ある程度、知的に高度な仕事をしていれば、

色々と見分を広げて柔軟な発想が出るようにしておかないと、

結構ヤバいと思います。

また、出世に関しては、

上に行けば行くほど、人間の幅や人間力、見識が問われますが、

直行・直帰男については、

私が見て来た限り、人間的に魅力がある人はあまりいません。

結果として、出世もしにくいですよ。

会社の同僚と酒場で上司の悪口を言っているだけでは意味がありませんが、

一律に直帰を推奨するというのも、

いかがなものでしょうか?

会社帰りに本屋に行ったり、

カフェで読書をしたり、勉強をしたり、

通勤ルート以外のエリアに行って、世間の動向を肌で感じたり、

といったことは、

仕事にも有益というか、

しないと逆にまずくないですか??