小林麻央さんが亡くなってから数日たちますが、

いまだにテレビでは長時間を割いて取り上げています。

ちょっとやり過ぎなのではないでしょうか?

視聴率が取れるからですか?

 

亡くなった人のことは、誰も悪く言いたくありませんから、

出演者は皆、神妙な面持ちで故人を褒めたたえるしかなく、

また、流されるVTRも、もう何回も見たよと突っ込みを入れたくなります。

 

私も亡くなった人を悪く言いたくはありませんが、

特に何か顕著な業績があった人ではないですよね?

お天気お姉さんから始まって、ニュースキャスターを数年間やって、

有名な歌舞伎俳優と結婚しただけです。

 

病気になってからは、多くの病気の人を励ましたという功績はあります。

それについても、

簡単に言ってしまうと、

ブログで実況中継的なことをやっただけです。

海老蔵が大々的に病気を公表して、世間の人が多く知ることになり、

有名人だから多くの人が見たというだけです。

 

世間には、同じようなことをしている人は、きっとたくさんいるでしょう。

でも、限られた周りの人くらいにしか知られない中で病気と闘っています。

また、お金がなくて満足に治療できない人も多くいるでしょう。

サポートしてくれる人が誰もいないという人もいるでしょう。

 

そうした多くの人と比べて、

小林麻央さんが特別に立派だったというわけではないと思います。

 

故人をしのぶことは当然としても、

病気と闘ったことについて、ことさらに持ち上げるのはいかがなものかと思います。

そういった方はたくさんいるわけですから。

しかも、あらゆる点で、普通の人よりもかなり恵まれていたわけですから。

 

ご本人が亡くなってから数日たって、

メディアの取り上げ方に違和感を覚えてきたので、

批判を承知で書きました。