運転指導してくれる人は誰もいなかった・・
私は、約20年のペーパードライバー状態の後、
レンタカーでの2回の温泉旅行を経て、
車を買ったのですが、
周りに運転のアドバイスをしてくれる人が誰もいない環境でした。
会社の喫煙所で車の話をすることぐらいは出来ますが、
実際に運転している時に、
具体的な状況に応じたアドバイスでなければ、
ほとんど意味がありません。
私の助手席には、
無免許の嫁が乗っているわけですから、
アドバイスを受けようがありません。
交差点待ちの左折レーンに入ってから、
「そこ右に行きたい。」とか、
むちゃくちゃなことを言うくらいです。
仕方ないので本で勉強することにした
そこで、
書籍を使って、運転を “独学” することにしました。
そんな時に出合ったのが、
『決定版 徳大寺有恒のクルマ運転術』です。
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徳大寺有恒氏とは、
『間違いだらけの車選び』という本で知られる、有名な車評論家です。
それまで私は、徳大寺氏に対して、
なんとなく胡散臭さを感じていました (風貌のせいか?) 。
しかし、
この本は大正解でした。
路上での実践的な運転術について、
基本的なことを、極めて分かりやすく、かつ論理的に説明しているのです。
徳大寺氏が世間で評価されている理由が分かりました。
教習所で習うのは、主に運転「操作」の仕方
教習所では、車の操作の仕方を教えてくれます。
教習所内では、”車の動かし方” を習うわけですが、
そんなものは、すぐに身に付きます。
路上運転もありますが、ちょろっと、やるくらいです。
私の場合は、合宿免許でしたから、路上教習は田舎道です。
ほとんど、公道を走っていないに等しいわけです。
実際の運転で大事なのは状況判断と対応
“車の運転” で重要なのは、
様々な路上の交通状況に合わせて、適切な対応をとることです。
この本には、
実際の路上で役に立つ方法が分かりやすく書かれています。
また、なぜそうなのか?という理由や理屈が書かれているので、
ストンと頭に入ります。
また、説明のイラストも適切で分かりやすいです。
初心者ドライバーにオススメの本です。
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