自宅を買う場合でも、投資物件を買う場合でも、
不動産物件を検討する場合、
候補物件が増えてくると、だんだんわけがわからなくなってきますよね?
比較すべき項目が少ない賃貸物件とは違い、物件を購入する場合は、多くの条件を比較検討しなければなりません。
結論からいうと、
エクセルで管理した方がよい
ということです。
当たり前のようにエクセル管理している人もいるでしょうが、面倒でやっていない人も多いのではないでしょうか?
ですが、
一見、面倒でも、エクセルで一覧表を作っておくことをオススメします。
長く検討していると、
最初の方に検討していた物件の特徴を忘れてしまいます。
また、一覧管理していない場合、印象が強い特定の条件のみに引っ張られたりして、トータルで冷静な比較ができなくなります。
エクセル管理の最大の利点ですが、
なんといっても、
検索が簡単になることです。
たとえば、奥さんなどから、
「◯◯駅から◯分の物件、いくらだっけ?」などと断片的な情報を聞かれても、
パッと検索して、
物件を特定し、
正確な情報を取り出すことが出来ます。
経験のある方ならわかると思いますが、
普通、不動産購入は、家族で意識合わせをして進めていかなければなりませんが、
お互いに、物件条件を忘れていたり、勘違いしていたり、意識のズレが生じることがあります。
これは、ストレスが溜まりやすく、夫婦喧嘩の原因にもなります。
すぐに正確な情報を検索できるようにしておくことは、
物件検討をスムーズに進めるために、かなり重要なことなのです。
その他、
条件ごとにソートをかけて並べ替えることもできますし、
スコアリングして、トータル点数でランキングすることもできます。
また、
物件掲載サイトのリンクを貼っておけば、
すぐに写真や動画に飛ばすこともできますし、
複数サイトに散らばった物件を一元管理することができます。
これはなかなか便利ですよ。
さらに、
こうした一覧管理をしておくと、実際に物件回りをする前に、
相場観が養えます。
最終決断は、全体的なイメージで決めることになると思いますが、
客観的なデータを整理しておくことは、物件比較を容易にしますし、
決断すべき時に、素早く決断出来る強力な武器となります。
ですから、
ひと手間かけて、
一覧表を作ることをオススメします。
なんだか仕事みたいですが、、
よく考えてみると、
自分の不動産購入なんですから、
日常の仕事よりずっと重要な場面ですよね?
エクセル表の具体的な項目は、
お好みで良いですが、
参考までに、
私は以下のような項目を作りました。
・物件名
・沿線/最寄り駅/徒歩時間
・価格
・管理費・修繕積立金
・築年数 (中古物件の場合)
・階数/方角
・面積/間取り
・リフォーム・リノベーションの有無 (中古物件の場合)
・ペット可orペット相談
・サイトURL(←リンクを貼ります)
・駐車場の有無と空き状況
※投資物件なら、この他に「利回り」などの項目が追加されますね。
以上、参考になれば幸いです。