成功した経営者 (創業者) などが、人のためになることを考えろとか、世の中に役立つことをしろとか言っているのをよく聞きます。
なーに綺麗事言ってるんだよ、と思っていましたが、これって極めて合理性があることです。
社会的にニーズがあることを探して提供しろと言っていることと同じですから。
今さらながら納得。
主に新しいサービスを考える場合に当てはまりますね。
これまで誰も事業化していなかったけれど、社会的にニーズがあることを見つけて事業化する。採算が合えば儲かりますね。
ちょっと話がそれますが、、
労働時間に対して対価が支払われるサラリーマンは別として、お金を稼ぐには何らかの価値を提供しなければなりません。
価値提供の内容や態様は様々で、例えばキャバクラ嬢の場合、
綺麗で若いとか、話を聞いてくれるとか、癒されるとか、話が面白いとか、そういったことに価値を感じてお客はお金を払っているわけですよね。
お笑いライブは、笑いや、楽しさを提供してお金をもらっているわけです。
あと、商売ではありませんが、友人に会うという行為も (暇つぶしは別として)、
話がためになるとか、面白いとか、落ち着くとか、あるいは話を聞いてもらいたいとか、無意識レベルですが価値の提供を受けているのです。
これらって、全部お金になりますよね。
あるカテゴリーで無形の価値提供というと、ウィキペディア的な通り一片の知識を提供することだと思ってしまう人がたまに見られますが、発想が貧困だと思います。
今の時代、ますますそういったことには価値はなくなっていくと思います。
創業者の話に戻りますが、
目先の利益ばかり考えているようではダメだよというのは、なかなかの真実だと思います。