キングコングの西野亮廣さんがブチギレした件に関して、テリー伊藤さんがコメントしたことについて、

西野が言い返した言葉の中に、

「信頼関係のないイジリはイジメ」

というフレーズがありました。

うーん、これは真理ですね。

イジメ問題を考える上で非常に重要な視点と思います。

イジめている方は、単にイジっていただけ (=ふざけていただけ) と言い訳するのはよくあることです。

外形的には、イジメなのかイジリなのか判別しにくいことは多いですね。

たしかに、根底に信頼関係があったのかどうかが、両者を区別する重要な要素になります。

特に中学、高校の教師は、この観点を意識して観察することが求められると思います。

また、イジメだけでに限らず、人間関係のあらゆる場面で、この信頼関係があるのか否かは、行為を評価する上でとても重要な要素となります。

例えば、女性社員の肩をポンとたたく行為が、セクハラになるのか、励ましになるのかも、信頼関係があるか否かによって異なってくるでしょう。

よく問題になる「体罰」も、根底に信頼関係があったのか否かで、「暴力」にあたるのか「教育」になるのか異なってきます。

人間関係を考える上で、「信頼関係」は重要なキーワードです。

良質な人間関係には、信頼関係が不可欠と思います。