落合陽一氏の『これからの世界を作る仲間たちへ』。
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2016年4月発刊の本で、かなり話題になってましたが、タイトルからして若者向けなので、「あ~、自分には関係ないなー。」とスルーしてました。
本屋でみかけて気になっても、いい歳をしたオッサンが立ち読みするには、ちょっと勇気がいります。
そんなこんなで、今まで読んでこなかったのですが、
落合氏の『超AI時代の生存戦略』を読んで気に入った私は、
『これからの世界を作る仲間たちへ』も気になって仕方ありませんでした。
三省堂本店の目立つコーナーで見つけたので立ち読み。
うーん、最近また本を買いすぎだし、ちょっと控えるか。
後日、
やはり買おうと、近場の文教堂へ。
割と大きな文教堂ですが見当たりません。タッチパネルで検索したら在庫切れでした。
こうなると、人間心理としてますます欲しくなります。
結局、三省堂本店で買いました。
もちろんアマゾンで買えばこんな面倒なことをしなくてよいのですが、本を買いすぎて嫁から規制が入っているので使えません。
あーめんどくさい。
この本はとても読みやすく一気に読めます。
普通の若者向けの本なので、『超AI時代の生存戦略』よりもずっと簡単に書かれています。
内容ですが、これからの時代を生きていく上でヒントになることが色々と書かれています。
中年が読んでも十分に役に立ちますよ。
というか、
若者は時代を自然に感覚的に捉えられているわけですから、言語化されたものを読む必要性は中年の方が高いわけです。
そして、
少なくともAIに関しては、オッサンが書いたものより、(落合氏に限らず)30前後の著者の方が明らかに優れています。
落合氏の知見は本物です。
出版社の企画先行の煽り系の本とは違います。
食わず嫌いせずに読んでみることをオススメします。