8月24日のフジテレビ『バイキング』で坂上忍がまた激怒。

スジ論 (新潮新書)

今回の坂上先生の怒りのテーマは、

「タメ口」と「ワイプ芸」です。

ワイプ芸については、以前も怒っており、よほど嫌いとみえます。

 

怒りテーマその1:「タメ口」

坂上先生の怒り

ビートたけしが「タメ口のハーフタレントは許さない」と発言した記事を紹介し、
坂上先生はビートたけしの意見に激しく同意しました。

坂上先生曰く「生放送中でも説教します!」とのこと。

ただし、キャラクター設定には一定の理解を示しています。

素朴な疑問

ここで一つ疑問なのは、

“失礼キャラ” のタレントは、
先輩に対して、あらかじめ了承を得ていないのか?
ということです。

“切れキャラ” の芸人などは、ほぼ100%の割合で、
先輩芸人から了承を得ていると思われます。

そうでないと、上下関係が厳しい芸人の世界では生き残れないでしょう。

ハーフタレントは、“ポッと出” が多いので、
そういった礼儀はないのでしょうか?

芸人同士のようにタテの関係ではなく、
ハーフタレントと芸人との関係は、厳密なタテの関係ではないので、
そういったことが起こるのでしょうか。

フット後藤の意見

「本当にアカンやつは淘汰されますから。」という正論にてフォロー。

怒りテーマその2:「ワイプ芸」

坂上先生の怒り

「タメ口」ネタでの勢いついでに、“許せないもの” つながりで、
突然、「ワイプ芸」(注1)  について言及しはじめました。

大げさなワイプ芸をする人と一緒にいると、
「勤労意欲がなくなる」とのことです。

とにかく、坂上先生はワイプ芸が嫌いなようです。

 

(注1)
Q:ワイプ芸とは?
A:テレビ番組でVTRを流している間、スタジオの出演者の表情などを小窓で抜くことを「ワイプ」といいます。 おおげさに驚いてみせたり、感心したり、泣いてみたりと、 わざとらしいため、ウザイと思っている視聴者も多いはずです。この「ワイプ」で演じるワザを「ワイプ芸」といいます。

たしかに坂上先生の言うとおり

ワイプについては、私も以前から嫌いです。
そもそも、番組の作り方が悪いのです。

VTRが主体の番組の場合は、
スタジオにいるタレントの存在意義は、ワイプぐらいしかありません。
よって、ワイプでアピールするタレントが出てくるのは必然です。

VTRが主体の番組では、タレントをスタジオに集めること自体が無駄です。
いまさら、わざとらしいワイプなど誰も見たくないでしょう。

いや、
最近の視聴者は、誰が一番すごいワイプ芸を披露するか?
という本来とは違った楽しみ方に移行していますね。。
それを知ってか、制作サイドも、なかなかワイプをやめようとはしません。

 

まとめ

坂上先生が怒るのは予定調和的ですが、
今回の2テーマについては、常々思っていることらしく、
かなりの熱が入っていました。

今後も坂上先生の「怒り芸」に期待しましょう。

 

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