ロンドンブーツ1号2号の田村淳氏の青学受験について、

いろいろと明らかになってきていますね。

「全学部入試」のほか、

個別に、

「社会情報学部」

「経営学部」

「法学部」

「経済学部」

を受験したそうです。

受験方法としては、入りたい大学のいろいろな学部を受けまくる

というのは普通のことです。

 

あくまで、

18歳くらいの受験生ならば、普通のことです。

「特にやりたい勉強がないけど、〇〇大学に入れるならどの学部でもよい」というパターンですね。

 

18歳くらいならば、

自分がいったい何をやりたいのかわからないことが多いですから、

ぜんぜんアリのパターンです。

 

ですが、

社会人がこのパターンをやっちゃうのはどうなんでしょう?

本当にやりたいことがあるならば、

A大学のX学部、B大学のX学部、C大学のX学部

という受験の仕方をするでしょう。

 

淳は、単に青学のブランドが欲しかっただけなんですね。

 

みんな、気付いているし、

それはそれでいいのですが、

もっともらしい言い訳なんて、するべきじゃないですね。

 

「これまで勉強してこなかったことだけが唯一のコンプレックス」ではなくて、

 

「学歴がないことがコンプレックス」でしょう。

 

(あの運動神経のなさにコンプレックスを持たないことも不思議ですが)

 

大学受験は、その「勉強内容自体」にはほとんど意味ないですからね。

(40歳過ぎてからなら、なおさら意味がありません。)

入試を突破するための戦略を考えたり、

目標達成のために自分をコントロールしたりする経験は、

その後の人生に役に立ちますが。

 

受験勉強の内容自体にはもともと意味がなく、

かといって、入学後に勉強するジャンルも決まっていないのですから、

素直に「青学ブランドが欲しかった」と言えばいいのです。

いろいろとバッシングを受けるでしょうが、

反対に、そっちの方が好感がもてますよ。

 

第一希望の学部はどこなのか知りませんが(社会情報学部??)、

仮に、法律で青学なんて、

勉強する環境は全く整っていないですよ。

というか、

法学部に限らず、そもそも青学に勉強する環境なんてないわけで。

 

学歴コンプレックスを解消するために受験することを否定しているのではありません。

 

 

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