うちで飼っている犬は、

人見知りをする性格で、私達夫婦以外には、基本的になつきません。

家に知らない人が来ると、ワンワン吠えて大変です。

ここのところ、何人も新しい人が遊びに来たので、吠えて大変でした。

しかし、たまに大丈夫な人がいます。

やはり、基本的に優しい人ですかね。

人間として安心できるかどうか、落ち着いているかどうかが、重要な気がします。

人と人の場合は、

調子のいいことを言う人がウケたりしますが、動物には通用しません。

いくら愛想を良くしていても、ダメな人はダメですね。

動物に対しては、当然ながら、言葉以外のコミュニケーションが重要です。

反対に、

人間はいかに言葉に振り回されているか、ということを思い知らされます。

ちょっとした言葉の違いで、簡単にトラブルになったり、喜んでみたり。

なんか、バカらしいです。

家族とか、安定した人間関係だと、話さなくても自然でいられることが多いですね。

会話がない冷えきった家族という意味ではなくて、

とくに無理に会話しなくても、気まずい状態にならないというのが、

安定した関係ではないでしょうか。

関係が浅い段階だと、沈黙は気まずくなることが多いですね。

反対に、始めからそうではない場合、相性が良いのでしょう。

合う合わないとか、居心地の良さとは、言葉以外のところにあるような気がします。

調子の良さだけでは、安定した関係は築きにくいのではないでしょうか。