日本テレビで、土曜日午後9時から放送しているドラマ、「スーパーサラリーマン左江内氏」。

観てますか?

下らないところもありますが、単純に娯楽として、なかなか面白いですよ。

視聴率はそれほど良くないようですが。

この文章を書いてる時点で、最終回の当日の1時間前なので、今更紹介しても、遅いのですが。。

テレビ番組のタイトルは表題のとおりですが、

原作のタイトルは、「中年サラリーマン左江内氏」です。

こっちの方が、しっくりきますね。

ストーリーは、

堤真一さん演じる冴えない中年サラリーマンが、なぜかスーパーマンの役割を担わされ、

不器用ながらも、誠実に任務をこなしていくというお話です。

等身大のスーパーマンってやつですね。

原作を読んでいないので、比較できませんが、

ドラマでは、かなり実験的な演出にチャレンジしています。

主役の堤真一さんの演技も、左江内氏に成りきっていて、かなり良いのですが、

脇の役者さんがキャラクターが濃い演技を見せています。

まず、嫁役の小泉今日子さんが、鬼嫁過ぎて泣けてきます。

完全に女王と奴隷の関係です。

多くのダンナは、レベルの差はあるにせよ、少なからず、何かしら似たような経験があると思うので、

左江内氏が鬼嫁からの理不尽な仕打ちにもめげずに対応していく様は、

何かしらのカタルシスを得ることになるでしょう。

ただし、鬼嫁レベルは、視聴者からの反応を考慮してか、回を重ねるごとに若干緩和されてきています。

次に、警官役で、ムロツヨシさん。

毎回コントみたいな場面があり、聞くところによると、台本なしでやっているそうです。

次に、毎回、違う職業の男として、左江内氏に絡む謎の男、佐藤二朗さん。

毎回ちょっとしか出ませんが、完全に独演コーナーが用意されています。

超怪しいです。

ハマった回はかなり面白いです。

おそらく、台本はありません。

最終回はどうなるのか、楽しみです。

その他、オープニングの画像も凝っており、

エンディングは、主演者が全員参加でダンスをします。

ダンスですが、シャレで”逃恥”を意識した作りになってますが、なかなかの完成度で、カッコよいです。

もっと、評価されてもよいドラマと思いますよ。

今回は逃しても、再放送があったら、観て頂きたいです。

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