さて、軽トラ運転から早くも5年以上経過し、ペーパードライバー歴も20年のベテランになろうかという頃です。
例によって、嫁が、
「温泉に連れて行け。」
「それ位できないと、男として終わっている。」
などと言い始めました。
散々に言われた私は、頭にきて、
速攻で宿を探して予約し、レンタカーで温泉に行くことに決めました。
場合は、行きやすそうな伊香保に決めました。
コンビニで道路地図を買ってきて、大筋のルートを頭に叩き込みました。
さて、当日。
レンタカー屋で手配を済ませ、車に乗り込みました。
しかし、
また、運転方法をすっかり忘れてます。
軽トラの時にと同様、店の人から、エンジンのかけ方から教わりました。
今回も、よく貸してくれたものです。
レンタカー屋の付近は、やたらと交通量が多く、道に出るまでひと苦労です。
細かい交通ルールも、ほとんど覚えていません。
直進車が優先、次に左折車、右折車は最劣後、
といった程度しか覚えていません。
運転技術的には、”ブレーキは段階的に踏む” といった程度の知識です。
しかし、この程度でなんとかなりました。
(ちなみに、純粋な運転感覚自体については、なぜか、密かに自信がありました。。)
さて、道に出た後は、高速に乗らないといけません。
その付近に土地勘がなく、道は全くわかりません。
ナビに頼るしかありませんが、ナビを使うのも初めてです。
ナビのアナウンスのタイミングが、よくわかりません。
「次、右です。」と言うので、右折したら早すぎたり。
余計にグルグル回って、やっと高速に乗りました。
高速道路も初めてです。
まあ、ただ、常識的に考えて、
周りの流れに合わせるのが、安全のポイントだろう、と思ったので、
速度を上げてスムーズに合流出来ました。
流れに乗ってしまえば、下の道を走るよりずっと楽です (当たり前ですが)。
テキトーに車線変更もして、順調に進みます。
高速を降りてからも問題なく目的地に着きました。
現地でも適当に車で移動して、無事に帰宅しました。
普通の公道を走るより、高速道路の方が簡単ですが、
“いきなり伊香保まで運転して帰って来た”
という “実績” は、とても大きな自信となりました。
なお、この後、1ヶ月後にも、レンタカーを借りて、違う温泉に行きました。
「こりゃいけるわい」と、すっかり自信がついてしまった私は、間もなく車を買うことになるのです。
さて、都心居住者のペーパードライバーの皆さんにも、ぜひオススメしたいのが、
この “いきなり温泉に行く作戦” です。
一見、ハードルが高そうに思えて、
実際には、都心をいきなり走るより、ぜんぜん安全かつ簡単です。
簡単なわりには、
自信がつくし、温泉に行くのは楽しいし、嫁に見直されるし?、といいことずくめです。
それはちょっと…、
という慎重な方には、
教習所で、ペーパードライバー用のコースが用意されています。
私の知人もこれを利用して、ペーパードライバーを脱出しました。
この制度を利用されてもよいでしょう。
つづく⇒ 【車初心者】④都心居住者のための、ペーパードライバーからの脱出作戦【第4章~いきなり新車の外車を買う!編~】
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